会社員とは異なる働き方のフリーランス。近年フリーランスになる人が増えていますが、フリーランスにも向き不向きがあります。どのような人がフリーランスに向いているのでしょうか。
そもそも、フリーランスとして働く場合のメリットは、色々と自由がききやすい点です。自宅で昼くらいまでゆっくりと過ごし午後から仕事を始めることもできますし、Wi-Fi設備が整っているカフェにノートパソコンを持ち込んで作業を進めることもできます。企業に雇われる場合と比べて自由に働くことができる反面、セルフマネジメント能力が欠けていると、仕事の失敗につながりやすく危険です。特に危険なのは、追い込まれないと本領を発揮できなかったり、期限ギリギリでないと集中できなかったりするタイプです。セルフマネジメント能力が十分にあり、催促されなくても作業を進められるタイプの人は、フリーランスの働き方に向いています。
フリーランスは会社員と違って企業に守られてはおらず、結果を残せなければ、仕事の依頼が途絶えることも十分にあり得るのが難点です。継続的に勉強を行い、スキルに磨きをかけられる人は、実力が物を言うフリーランスの働き方に向いています。逆に、勉強嫌いで楽な方楽な方に流されがちな人は、長期的に見ると仕事を失うリスクが高く、フリーランス向きではありません。
また、フリーランスは必ずしも1人で作業を行うわけではなく、チームに加わり作業を進めるケースも多いものの、会社員と比べると周囲とのつながりは希薄になりがちです。周囲との会話が少ないことや、相談をしにくいことに不安を感じる人よりは、確固たる自分自身を持っており周囲の意見に左右されにくい人の方が、フリーランスの仕事には向いています。